田作の歯軋り

　月曜
　事前に「始発で帰ること覚悟しといてね」と脅されていたけど、いつもどおりの残業時間で帰宅。
　でも残業代は出ないのよね。
　業務内容は各施設に電凸かけてＦＡＸ番号を尋ねるという、対人恐怖症を殺すつもりなんじゃないだろうかって仕事でした。死ぬ気でやってたら「手馴れてる感じがするねー、見直したわ。これから電話業務優先してやってもらうから」とか言われました。
　しぬ。

　火曜
　みけに頼まれてたお使いのブツを届けるために調布へ。ラノベの話をすると途端にイタい子になります。
「××はマジありえない。アレを商品にするとかマジ正気の沙汰とは思えない。設定を全然活かせてない構成とか感情移入できないキャラとか起伏のないストーリーとかアレを出版しようと思った編集部は頭がおかしい」
　そういうのはデビューできてから言おうね。
　ラノベ、エロゲー、シスプリと話題はシフトしていって、結局私とみけが集まると「じゃあ桃鉄するか」ということに。
　今回はけっこう食らいついてる。まだ逆転可能な域。
　でも問題は４０年以上という長期決戦の立ち回り方をぜんぜんやりこんでないことだ。

　水曜
　総会――には顔を出さずに、会室で同期とダラダラ。
　Ｍマ先生にかねてから興味があった喰霊を見せてもらったり。実は以前にも見せてもらったんだけど、その時いやらしい話をするのに夢中で全然画面見てなかったんですよね。
　大量のつまみを食ったり酒を飲んだりしながら幸せな時間を過ごさせてもらいました。やっぱコミュニケーションって大事だよ。

　そしてトゥルー俺が一周年だ。
　ひょうちゅうちゃんかわいい！