勝を羨まざれ劣るを卑しまざれ

2008年10月22日日常

　一般人の友人と飲み。いや、一般人という言い方もアレなのだけどね。
　一年の体育で知り合って以来の仲なのですが、まあ進路は違うなりに話は合ったり。私は自分の進路をひた隠しにして「まー、フツーの会社の経理でも目指すよー」とか言ってるんですけどね。そいつは某予備校で頑張ってるそうな。私はそんな金もったいなくて費やせないんですけど。
　そんな微妙な仲だから酒だけ飲んでとっとと帰ろうと思ったのですが
「桃鉄やらね？」
「やるやるー」
　どんだけ単細胞ですか俺。
　結論としては「やっぱ、みけって強いよね」っていう話。
　そいつ曰く「誰にも負けたこと無い」っていう話でしたけどみけに比べたら全然甘い。私ですら「おいおい、そこでカード使わないのかよ」って思うくらいでしたからみけにとっては失笑ものでしょう。
　結果、10年を二回戦やって二連勝してやった。
　ちなみに決まり手は二回とも相手のギヴアップだった。私は「え？　もう諦めんの？」とかウザいやつっぷりを全開にしてやった。だって酒入ってるもん。
　ちなみに２回戦の途中くらいからそいつの彼女が来たけどなんのこともなく桃鉄を続けてました。いや、私は「俺、帰ったほうがいいよね？」とか気を使ったんですよ？空気読解者《エア・リーダー》ですから。でも友人が「逃げんのか」とか言うから叩き潰すしかないじゃないか！
　華を持たせるという思考は一切ありませんでした。金かかってたんだもん。
　勝って部屋を後にした私と、負けて彼女と一夜を過ごす友人。本当の勝者は果たしてどちらだ。