怠け者の節句働き

　ギリギリだけど入稿間に合いました。「仕事キモイヨー！」とか叫んでボイコットしたときもあったけど、入学式の前日に届きます。いつぞやみたいに三月中に新入生が来るなんてことがないかぎり、間に合います。間に合ったっていうことにします。
　いろいろ面倒な編集作業を向こうに全部押し付けているので、正直印刷所の人に申し訳ない。金は払ってるんだけど心情的に、ね。
　そんな注文を二年連続でしたからか、前回も来た事を覚えられていました。こっ恥ずかしかった。

　帰りにすた丼食って帰りました。以前も書きましたけど、大食いモノを書くに当たっての取材として、洗面器と評判の大盛りに挑戦。
　出てきたのはマジで洗面器でした。これ全部食い終わったら底に「ケロリン」って書かれてんだろこれよぉ！とテンパるくらいの量。
　それでも前回のピザに比べれば、余裕。食う目標が決まってるっていうのが、心の支えになっている。
　だけど二十分以内に食えってのは無理。三十分くらいかけて、モソモソと飲み下していました。
　結論から言うと、大盛りにする金で餃子食ったほうが幸せになる。
　
「上泉信綱ってのは剣道の基礎を作ったような人で、それがニャルラトホテプなんだよ」
　後輩に訊かれるままにアリスマチックの説明をしてやったら、自分でも言ってて意味の分からないことになった。事実をありのままに喋っているだけなのに。
　そんなゲームがいくらで売られているか見るため、食後の散歩がてらゲーム屋に行ってきたんですが、アリスマチックのフルネームを思い出せませんでした。五十音順に並んでるからあの枕詞的な文言を思い出さなきゃならないのに「神曲奏界アリスマチック」とか「永久アリス輪舞曲アリスマチック」とかが邪魔するんだもの。結局ケータイでググった。