帰還。ゲンボリしててテスト勉強なんかできません。

 昨日。
 朝一で伏見に。境内は屋台なんかも出てて、すごい盛り上がり。おもかる石を持ち上げては「石なんだから重いのは当然だよな」と言い訳じみたことを胸中で独りごちたり。
 study:おもかる石
 伏見稲荷にある石。というか石塔。上部を持ち上げてそれが自分の予想より軽かったら願いが叶い、重かったら叶わないという。
 そして本当の地獄はそれからだったのです。
「もっとエキノコックスする!」「千本鳥居って、ブリーチのニーサンみたいですね」「キツネっていったら、くりからだよね。はいはい、油揚げ油揚げ」などということを思っていたバチが当たったのか、私を待ち受けていたのは想像を絶する山道だったのでした。千本鳥居って、要はハイキングコースに鳥居が立ってるんだぜ?
 そして乱立する社に次々に小銭を投入していったため、山中の自販機で札を崩すようなハメにも。やけになって100円玉とか投げてましたけど。
 そしたら、格子に当たって弾かれたりね。オヤシロさまじゃ。
 太ももパンパンになって、伏見を後に。昼を回ったばかりだったのですが既に「とっとと名古屋かえって居酒屋で一杯引っ掛けてー」とか思ってました。
 次に向かう下鴨神社。世界遺産だという神社をぶらりと散策して、ほっと一息。帰りにお守り買おうとしたら、女人しかいなくてビビった。男子たるもの縁結びのお守りなんて買うものではないのだろうかと途方にくれた私でした。買ったけど。
 んで、時間が押し迫ってきていたのですが、ええい、ままよと清水寺へ。しかしお堂とかをスルー。観光に来てるんじゃねーのですよ。参拝に来てるのですよ。そんなわけで私が用があるのは中にある、地主神社なのです。
 高校時代、清水は見て回ったものの、地主神社には一歩も踏み入ってなかったり。当時は縁結びなんて軟派なものに用は無いと思っていたのです。
 カップルだらけの境内をずんずんと鬼神のような足取りで進む私。必死に「就職できますように」「編集部とご縁がありますように」と祈ってきましたさ。
 立ち去り際、「そういやラブひなでここ訪れてたよな」とどうしようもない思考が頭をよぎった。
 んで、足早に名古屋に帰還。メシは初日も二日目もやばとんでした。他に旨い店知らないんだもの。

 今日。
 帰るだけってのもなんだから帰りがてら諏訪にでも寄んべさ、と行き当たりばったりで行動してたら塩尻の乗換えでやられた。まんまと変な電車に乗せられて僻地送りになったんだぜ。
 そして田舎特有の本数の少なさのせいで、戻ってくるのに時間がかかった上、進みなおすのにも時間がかかった。二時間ぐらい予定ずれた。
 無事に下諏訪に到着できたものの、時間が押してて参拝は早足。というか春宮まで走ったよ。春宮には神様いないけど、せっかくだから行ってきたのですよ。
 しかし満足。オンバシラを見上げて「これが奇祭の主役か……」と感慨深くなったのでした。
 春宮近くの交差点から見下ろした街の感想は「湖と盆地」

 愚痴っぽい旅になりましたが、千本鳥居の光景は目を見張るものがありますし、五条坂の景色は修学旅行を思い出して懐かしかった。諏訪は勇壮の一言に尽きた。なんだかんだで、楽しい旅でした。これ以上の距離となると、ちょっと不安だけど。
 そして私の部屋の神棚が二つになりました。狂信者みたいでちょっと危なげだ。

コメント

New-son
New-son
2008年1月6日23:18

>塩尻から変な電車

中津川行きのことでしょうかね…
あれ地元民でものぼりと間違って乗ってしまいますよ。

ネフ
ネフ
2008年1月6日23:45

>塩尻から変な電車

木曽方面吹いた。樹木しか無いよ。
まぁ俺も間違えたことあるんだけどね!!

nophoto
AX
2008年1月7日1:45

ネギまでも行ってましたけどアレは別のところでしたっけ。

>塩尻から変な電車
悪名高き辰野回りのことかー、と思ったら違う雰囲気ですか?
一回乗ってみたい路線ではあります。小野駅とか

良蔵
良蔵
2008年1月7日7:11

地元民釣れすぎw

ミニエコーかわいいよミニエコー

ヰシクラ
ヰシクラ
2008年1月7日12:20

ミニエコーはカーブで思い切り傾く走り屋電車

ヤン
ヤン
2008年1月7日23:25

取りあえず正解者はAX。中津川方面から来て対面のホームの電車が辰野回りなんよ。そんで新宿行きとか書いてあるからホイホイ乗っちゃったわけなんよ。塩尻は路線図くらい用意しといてください。
ミニエコーは可愛いけど手動なのはどうにかしてください。

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