目から鱗が落ちる

2007年8月21日
 今日の日記は殆どがガムさんへの返答になってますけど、かんにんな?

 設定と文体が噛みあっていないっていうのは今後の指針ともなりそうな、興味深い意見でした。
 その辺に関しては特に意識もしていませんでした。設定は常に突発的に思いついたものですし、自分の文体がシュートだって意識はまったくなかったですし。
 そんなわけで、今までの発想を振り返りつつ、今後ガチな設定を練れるかどうか検証してみました。そしたら「ババアロリが書きたかった」だの「起きたら咄嗟に閃いていた」だの「話の筋が作れない二つのネタを強引に混ぜた」だのどうしようもないことばかりでした。
 基本は発想に頼りがちです。意外性というか、突飛なネタのほうが食いつきがいいかな、と思って。自分が下読みだとして、話しの面白さが同レベルの2つの作品があったら、発想が斬新な方を選ぶでしょうし。
 そしてそれ以上に脳が反射的にそういうネタを選択する傾向にあるのですよ。今日だって「ヒロインがDIY」「タイトルは『でぃ・えっち・えぃ』に対抗して『でぃ・あい・わぃ』で」というワケの分からないネタで一本書けないかと考えた所ですし。
 発端は兄嫁が「おとさーん。でんどうドリルつかってもいいですかー」とか言い出しやがったからなんですけど。
 8ビットくらいしかなさそうな喋り方の兄嫁ですが、自力でクローゼットを作るような逞しく、それでいて穏やかな良い人です。伊達に兄より高給取りじゃねえ。
 すげえ話しが逸れましたんで戻しますけど、そもそも自分の中でライトとシュートの境界線が曖昧です。設定と文体の間に歪みが出るのも、そのせいでしょう。
 そんなわけで、今後の課題となってくるのは設定がライトなのかシュートなのか見分けるセンスと、それに文体を合わせられる柔軟さかと。これからはその辺のことを意識して読んだり書いたりできればと思います。貴重な意見ありがとうございました。

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