続き
2006年9月20日 前回の続き
「旅情編」
普段、引きこもって寝るか本読むか東方するか筋トレするかというルーチン作業な毎日を過ごしていた私でしたが、濃密な6日間を過ごしました。
「前日:来訪編」
みけが旅行の途中でウチに宿泊。これがある意味、きっかけだったのかもしれません。
「1日目:エアポケット編」
ローカル線に乗るため北上するみけに便乗して、今まで温めていた「夜のデンデラ野を逝こうぜw」という企画を実行に移すことに。なぜか親が快く援助金を出してくれて、この金でラノベ買おうかな、とか思いましたが、小説のネタも出ないし、気分転換の為に旅行に踏み切りました。着替えを詰めたトートバックだけで。
使用したのはJR東日本、及びJR北海道の普通列車を5日間乗り放題という切符。デンデラ野は岩手県は遠野にある場所なので、だらだら行っても3日で往復できます。そうすると2日分もったいないじゃないですか。そういうわけで、せっかくだからと予定を変更。目的地を宗谷岬に設定しました。日本最北端で、ポエムめいた独白をするためだけに。
まぁ、この時点で私、ハチクロの原作もアニメもロクに見てなかったわけですけど。この時点の認識としては、「美大生が自分探しの旅に出て、行く先々でポエムを読むマンガ」です。
それはさておき、ひたすら北上。当初の目標では盛岡でストップでしたが、仙台の乗換えでしくじって普通列車の最終便を逃し、北上(きたかみ)でストップ。しかし北上には泊まれるような所(=漫画喫茶。ホテルに泊まるような金は無いです)が無かったので、新幹線を使って盛岡に。初っ端無駄な出費が。
いざ、盛岡に降りてメインストリートらしき場所を歩いたのですが、短すぎたんですよ。駅の裏側が本当のメインストリートなのかな、と思ってそっちに回ったら、そっちのほうが閑散としてました。盛岡まで来て野宿かと思ったのですが、途切れたメインストリートをずんずん進んでたら、続きがありました。旅行者に対しフェイントを仕掛ける街、それが盛岡でした。
中国人の客引きを無視したら逆ギレされるなど波乱万丈でしたが、なんとか漫画喫茶を発見。ここでようやく、ハチクロを読みました。最初の見解でだいたいあってました。
「2日目:湯治編」
青森から出る夜行列車に乗るため、青森で時間を潰すことに。前日の漫画喫茶にはシャワーがついてなかったので、青森駅からちょっと行ったところにある銭湯へ。青森の100均でタオルなどを買うものの、シャンプーなどは良いのが無かったので現地のコンビニで買うことに。
と、思っていたら現地はコンビニすらないド田舎でした。というか、山でした。幸い、銭湯で石鹸を売っていたのでそれで済ませました。髪も、体も。
銭湯の休憩室で仮眠をとってから、再び青森へ。ここでみけと合流。一路、北海道を目指しました。
「3日目:ふがいないや編」
早朝、札幌着。ちなみにこの時点で、みけはいません。長万部辺りで降りてました。北海道の電車に乗るために。電車を移動の手段じゃなくて、目的としてました。
んで、北海道に上陸した第一印象が「寒っ」。なにせ、北海道に行くだなんて、実家に帰るときには思ってもなかったので、長袖なんぞ持ってきてませんでした。というか、半袖ハーフパンツにサンダルです。しょうがないので、上着をストールのように体に巻きつけてました。
しかしそれにも限界があるので、旭川の無印にてパーカーを購入。つい前日まで、クーラー効かせた部屋にいたはずなのに。
北海道の電車は乗り継ぎが妙に悪く、バスも駆使することに。それでも、朝イチで札幌を出て稚内に着いたのは午後五時過ぎ。宗谷岬までは20キロ以上あるみたいで、バスの時刻表を確認。
次の便は、七時でした。
これでは着く頃には真っ暗です。沈む夕日を見ながらポエムを独白する予定だったのに。
しょうがないのでレンタカーを借りることに。北海道の道はでっかかったです。一般道で100キロ出してしまいました。お陰で夕日にも間に合い、ポエムっぽい独白もしてきました。あと最北端の地に行ってまで私はバニラアイスを食ってました。
土産品を買った後、レンタカーを返しに。道中に漫画喫茶があったので、そこを目指す。4キロ近くの道を徒歩で行くハメになりましたが、竹本のように野宿するわけにもいかないので頑張って歩きました。
close:AM3:00って書いてありました。
漫画喫茶=宿泊施設という概念の私はビックリ。慌てて野宿の算段をとり、稚内駅で寝ようとしたら駅員さんに追い出されました。その隣の駅が、確か無人駅っぽかったなー、と思い再び4キロほど徒歩で行ったら、鍵がかかってました。
周囲をしばらく歩き、野宿に適したところを探しましたがやはり無く、しょうがないのでその駅の地べたに寝ることに。ビニール袋敷いて。
まぁ、しばらくそのまま横になっていたわけですが、寒いんですよ。とても夏で、パーカー羽織ってるとは思えないほどに。このままでは凍死してしまう、という危惧が生まれたので、近くのコンビニで夜通し立ち読むことに。迷惑すぎるけど、背に腹は代えられないじゃないですか。
もう一回区切ります。
「旅情編」
普段、引きこもって寝るか本読むか東方するか筋トレするかというルーチン作業な毎日を過ごしていた私でしたが、濃密な6日間を過ごしました。
「前日:来訪編」
みけが旅行の途中でウチに宿泊。これがある意味、きっかけだったのかもしれません。
「1日目:エアポケット編」
ローカル線に乗るため北上するみけに便乗して、今まで温めていた「夜のデンデラ野を逝こうぜw」という企画を実行に移すことに。なぜか親が快く援助金を出してくれて、この金でラノベ買おうかな、とか思いましたが、小説のネタも出ないし、気分転換の為に旅行に踏み切りました。着替えを詰めたトートバックだけで。
使用したのはJR東日本、及びJR北海道の普通列車を5日間乗り放題という切符。デンデラ野は岩手県は遠野にある場所なので、だらだら行っても3日で往復できます。そうすると2日分もったいないじゃないですか。そういうわけで、せっかくだからと予定を変更。目的地を宗谷岬に設定しました。日本最北端で、ポエムめいた独白をするためだけに。
まぁ、この時点で私、ハチクロの原作もアニメもロクに見てなかったわけですけど。この時点の認識としては、「美大生が自分探しの旅に出て、行く先々でポエムを読むマンガ」です。
それはさておき、ひたすら北上。当初の目標では盛岡でストップでしたが、仙台の乗換えでしくじって普通列車の最終便を逃し、北上(きたかみ)でストップ。しかし北上には泊まれるような所(=漫画喫茶。ホテルに泊まるような金は無いです)が無かったので、新幹線を使って盛岡に。初っ端無駄な出費が。
いざ、盛岡に降りてメインストリートらしき場所を歩いたのですが、短すぎたんですよ。駅の裏側が本当のメインストリートなのかな、と思ってそっちに回ったら、そっちのほうが閑散としてました。盛岡まで来て野宿かと思ったのですが、途切れたメインストリートをずんずん進んでたら、続きがありました。旅行者に対しフェイントを仕掛ける街、それが盛岡でした。
中国人の客引きを無視したら逆ギレされるなど波乱万丈でしたが、なんとか漫画喫茶を発見。ここでようやく、ハチクロを読みました。最初の見解でだいたいあってました。
「2日目:湯治編」
青森から出る夜行列車に乗るため、青森で時間を潰すことに。前日の漫画喫茶にはシャワーがついてなかったので、青森駅からちょっと行ったところにある銭湯へ。青森の100均でタオルなどを買うものの、シャンプーなどは良いのが無かったので現地のコンビニで買うことに。
と、思っていたら現地はコンビニすらないド田舎でした。というか、山でした。幸い、銭湯で石鹸を売っていたのでそれで済ませました。髪も、体も。
銭湯の休憩室で仮眠をとってから、再び青森へ。ここでみけと合流。一路、北海道を目指しました。
「3日目:ふがいないや編」
早朝、札幌着。ちなみにこの時点で、みけはいません。長万部辺りで降りてました。北海道の電車に乗るために。電車を移動の手段じゃなくて、目的としてました。
んで、北海道に上陸した第一印象が「寒っ」。なにせ、北海道に行くだなんて、実家に帰るときには思ってもなかったので、長袖なんぞ持ってきてませんでした。というか、半袖ハーフパンツにサンダルです。しょうがないので、上着をストールのように体に巻きつけてました。
しかしそれにも限界があるので、旭川の無印にてパーカーを購入。つい前日まで、クーラー効かせた部屋にいたはずなのに。
北海道の電車は乗り継ぎが妙に悪く、バスも駆使することに。それでも、朝イチで札幌を出て稚内に着いたのは午後五時過ぎ。宗谷岬までは20キロ以上あるみたいで、バスの時刻表を確認。
次の便は、七時でした。
これでは着く頃には真っ暗です。沈む夕日を見ながらポエムを独白する予定だったのに。
しょうがないのでレンタカーを借りることに。北海道の道はでっかかったです。一般道で100キロ出してしまいました。お陰で夕日にも間に合い、ポエムっぽい独白もしてきました。あと最北端の地に行ってまで私はバニラアイスを食ってました。
土産品を買った後、レンタカーを返しに。道中に漫画喫茶があったので、そこを目指す。4キロ近くの道を徒歩で行くハメになりましたが、竹本のように野宿するわけにもいかないので頑張って歩きました。
close:AM3:00って書いてありました。
漫画喫茶=宿泊施設という概念の私はビックリ。慌てて野宿の算段をとり、稚内駅で寝ようとしたら駅員さんに追い出されました。その隣の駅が、確か無人駅っぽかったなー、と思い再び4キロほど徒歩で行ったら、鍵がかかってました。
周囲をしばらく歩き、野宿に適したところを探しましたがやはり無く、しょうがないのでその駅の地べたに寝ることに。ビニール袋敷いて。
まぁ、しばらくそのまま横になっていたわけですが、寒いんですよ。とても夏で、パーカー羽織ってるとは思えないほどに。このままでは凍死してしまう、という危惧が生まれたので、近くのコンビニで夜通し立ち読むことに。迷惑すぎるけど、背に腹は代えられないじゃないですか。
もう一回区切ります。
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